『このコラムは、年6回パートナー企業様向けに発行しているリーフレット、「LANDMASTER NEWS」に掲載されたものです。』
今年の夏から秋にかけて、ランドマスター事業担当営業社員を10名増員しました。10名の中には、不動産賃貸業界の経験者や全くの業界未経験者もおりますので研修期間はマチマチです。
研修の内容は、ランドマスターの事業構造、事業の意義やミッション、コンプライアンスに始まり、損益計算書の読み方、業界の慣例や建築基準法、宅建業法などの基礎知識、電気・水道・ガス等のインフラ関係など多岐に渡ります。それらを全て人事チームの自社スタッフが座学で教育し、ペーパーテストの合格基準に達するまでそれを繰り返します。
営業スキルに関しても自社スタッフが全てトレーニングを行います。まず、電話でのアポイント取得スキル、業者様訪問時やオーナー同行時の提案スキルなどを動画等を利用して、徹底して研修を行います。最終的に事業責任者が設定するロープレ合格ラインに達するまでは、業者様への訪問はNGです。
各営業所に配属された後は、営業所リーダーに営業スタッフの管理責任は移行しますが、初期研修の成果に関する責任は人事チームの教育担当者にありますので、実際の業務を開始して基本スキルが欠如している場合は人事チームに差し戻しとなります。
今年の夏までは、新入社員が数ヶ月で退社するケースが多く見られましたが、初期研修の責任所在を分けたことで今後は新人の定着率が上がりそうです。
当社においては、各営業所のリーダーが個人目標を持つプレイングリーダーのため、新人に基礎教育する時間やスキル・意識が不足してしまっていたようです。そしてそこがボトルネックとなり、入社後初めて経験する業務につまづいてしまう新人が多かったのではないかと思われます。
スタッフ、ひとり一人の成長の総和が会社の成長となります。今後も株式会社ランドトラストはスタッフの成長に関する投資を惜しまず、長期にわたりパートナー企業様のお役に立てるよう、より強い組織へと成長してまいります。