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社長コラム
2020.10.01

コロナ禍による採用状況の変化について

『このコラムは、年6回パートナー企業様向けに発行しているリーフレット、「LANDMASTER NEWS」に掲載されたものです。』

 

 長い梅雨後に訪れた厳しい夏の日差しもいくぶん和らいでまいりましたが、貴社におかれましては、益々ご清栄のことと、お慶び申し上げます。

 前回は、リモートワークの導入について書きましたが、前回に続き、現在のコロナ禍に関しての肯定的側面である、採用状況の変化についてお伝えしたく思います。

 経営者の皆様はよくご存知の通り、有効求人倍率が昨年2019年5月の1.62から2020年5月の1.20まで大きく下げています。(全国平均 独立行政法人労働政策研究・研修機構HPより)この数値は今後数ヶ月、下げ続けると予想できます。

 現実に当社の営業スタッフ募集の求人に関して現在、今までにない大量のエントリーが寄せられております。2020年7月には、300名の応募者から3名の外勤営業スタッフ(男性2名女性1名)を採用することができました。  今までは採用弱者であった、中小零細企業にもこれから暫くの間は採用強者として、優秀な人材を確保できる千載一遇のチャンスがやってきたのです。

 コロナ禍による負の影響が大きい業界の皆さんには大変心苦しいのですが、外食・旅行・小売等、様々な業界から多くの人材が、比較的コロナ禍の影響が少ない業界に流入してくるのではないかと考えています。

 また、日経新聞2020年8月10日の『Women’sトレンド』のコーナーには、「新型コロナウイルス感染症の拡大により転職する意欲が高まった女性は5割にのぼることがわかった」との記事がありました。「テレワークなど、柔軟な働き方ができる会社に転職したいと考える人が多い」とのことです。そして「そのうち66%が実際に就職活動を始めたり、資格の勉強を始めたりなどの行動につなげた」そうです。

 つまり、働き方の多様性を担保し、それを求人サイトで大いにアピールすることで、今まで採用できなかったような優秀な求職者にアクセスすることが可能になっているのです。

 コロナ禍は多くの企業活動にとって負の側面が大きいのですが、今後もパートナー企業の皆様のお役に立てるよう、わずかでも肯定的な部分を見つけ、コロナ禍収束後を見据えた組織づくりを全社一丸となって進めてまいります。

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