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社長コラム
2021.03.01

夜間の反響ゴールデンタイム対策

『このコラムは、年6回パートナー企業様向けに発行しているリーフレット、「LANDMASTER NEWS」に掲載されたものです。』

 

 パートナー企業の皆さまは、ポータル、あるいは自社サイトからの物件反響数を時間帯別に分析されておりますでしょうか?

 当社の時間帯別反響数のデータを見るとメール反響に於いては、明らかに昼間の時間当たり反響数を夜間の時間当たり反響数が上回っています。

 今ではスマホ検索が当たり前になり、ちょっとした隙間時間に物件を検索し問い合わせすることが可能ですが、殆どのユーザーが、昼の間は忙しく働いていますので、いきおい自宅に帰ってからの、物件検索も多くなるのは当然のことでしょう。夕食後、家族で話し合いながら物件探しをする方も多いと思われます。この夜間の時間帯に入るホットな反響に対してのご返信をオンタイムでお客様にお返しする事は、当社にとって長い間のテーマでした。当社では、今月までこの時間帯のメール反響に対して、翌日午前中に返信対応をしておりました。しかし、お客様はいくつもの不動産会社に反響を入れていることも多く、記憶も曖昧になるため、翌日ではあまりに遅い対応と言えます。この、解決すべきテーマがコロナ禍による、リモートワークの常態化、クラウドPBX導入等により、一度に解決する事ができました。

 ・・・・2月の初めに、こんな人材募集をしてみました。

 「全国でどこでもリモートワーク可」「仕事:賃貸マンション問い合わせ返信」「面接・教育も全てリモートで」「夜間・18時から12時まで」「時給1080円〜」

現在2週間程で、夜間の募集に関しての応募は、956件、同時に行った昼間の募集に関しては、870件と、北海道から沖縄まで、海外からも含め、通常の通勤コールセンター業務に関しての応募数を数十倍も上回る母集団形成ができました。現在も面接は進行中ですが、当然、すでに採用が決まった方は大きな母集団から選りすぐった素晴らしい人材です。

 今後も当社では、リモートワーク可能な業務に関しては、全国での採用を行って行く計画です。何らかの理由で外出できない、また、したくない。通勤可能な企業が周囲に無い。など、日本中には沢山の優秀な方が、労働市場に参加できずに眠っているのです。

 採用弱者である、中小零細企業が、コロナ禍を逆手に取って、採用強者として成長していく、素晴らしいチャンスが見えてきています。

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